デジタル大辞泉 「上潮」の意味・読み・例文・類語 あげ‐しお〔‐しほ〕【上(げ)潮】 1 満ちてくる潮。満ち潮。差し潮。⇔下げ潮。2 興隆・充実していく勢いにあること。また、その時期。「事業が上げ潮に乗る」[類語]潮・潮うしお・高潮たかしお・高潮こうちょう・満潮・満ち潮・干潮・引き潮・潮汐・干満・満ち干・満ち引き・出潮・下げ潮・入り潮・退潮・大潮・小潮・赤潮 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「上潮」の意味・読み・例文・類語 あげ‐しお‥しほ【上潮】 〘 名詞 〙① 満ちてくる潮。満ち潮。差し潮。⇔下げ潮。[初出の実例]「あげ汐に弟雪ちかし鴨の声〈支梁〉」(出典:俳諧・韻塞(1697)乾)② 興隆、充実していく勢い。またそういう時期、状態。[初出の実例]「改革的風潮の上げ潮に乗って」(出典:日本文化論のあり方(1956)〈桑原武夫〉) のぼり‐しお‥しほ【上潮】 〘 名詞 〙① 満ちてくる潮。あげしお。⇔下り潮。[初出の実例]「薩摩潟へや落さんと申せし折節、のぼり塩にさへられ」(出典:車屋本謡曲・大原御幸(1570頃か))② 北から南へ向かって流れる潮流。〔廻船安乗録(1810)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例