童謡詩人、童話作家。福岡県生まれ。小学教師をしたのち、同郷の先達北原白秋に師事して上京。『赤い鳥』に詩、童謡を発表して、1933年(昭和8)処女童謡集『旗・蜂(はち)・雲』を出版。それ以後、詩、童謡、童話、絵本の各分野に活躍、児童文学界の一頂点を極める。洗練されたことばによる作品は、知性と叙情が融合し、背景に子供の幸福への希求がある。第二次世界大戦後、日本児童文学者協会会長も務めた。著作は多く、『与田凖一全集』全6巻(1967)によりサンケイ児童出版文化大賞を受賞、少年少女詩集『野ゆき山ゆき』(1972)により野間児童文芸賞を受けた。
[鶴見正夫]
『『与田凖一全集』全6巻(1967・大日本図書)』
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新