共同通信ニュース用語解説 「中川運河」の解説
中川運河
名古屋港と、名古屋駅近くにあった旧国鉄笹島貨物駅を結ぶため、もともとあった川を掘削して1932年に全線開通した。横堀を含めた総延長は約10キロで、両岸には工場や倉庫が並んだ。利用の最盛期は50~60年代で、年間の貨物量は400万トンを超えた。主な輸送手段がトラックに変わり、徐々に利用が減少。現在の運航船舶数と貨物量は最盛期の1%台にとどまる。一時は埋め立ても議論された。
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