コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

中追放 チュウツイホウ

デジタル大辞泉の解説

ちゅう‐ついほう〔‐ツイハウ〕【中追放】

江戸時代の追放刑の一。重追放軽追放の中間のもの。罪人田畑家屋敷を没収し、犯罪地・住居地および武蔵山城摂津和泉(いずみ)大和肥前東海道筋・木曽路筋・下野(しもつけ)甲斐駿河に入ることを禁じ、または江戸10里四方外に追放したもの。

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

ちゅうついほう【中追放】

江戸時代の重中軽三等の追放刑のうち中位のもの。 → 追放

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典内の中追放の言及

【追放】より

…戦国期にも追放刑が多用され,江戸時代に受け継がれて幕府法,藩法,その他旗本など領主法上の制度として定着した。 江戸幕府の《公事方御定書(くじかたおさだめがき)》は6段階の追放刑,すなわち重追放(おもきついほう),中(なかの)追放,軽(かるき)追放,江戸十里四方追放,江戸払(えどばらい),所払(ところばらい)を掲げ,各刑について御構場所(おかまいばしよ)(立入禁止の地域)を定めている。重追放は武蔵,相模,上野,下野,安房,上総,下総,常陸,山城,摂津,和泉,大和,肥前,東海道筋,木曾路筋,甲斐,駿河を,中追放は武蔵,山城,摂津,和泉,大和,肥前,東海道筋,木曾路筋,下野,日光道中,甲斐,駿河を,軽追放は江戸10里四方,京,大坂,東海道筋,日光,日光道中を,それぞれ住居の国および犯行の国とあわせ御構場所とする。…

※「中追放」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

中追放の関連キーワード姫路藩寛延一揆黒野田宿泰順白倉村清助安政の大獄池内大学野沢昌樹黒沢登幾森寺常邦江戸時代いずみバドル下野和泉帰郷闕所

今日のキーワード

地蔵盆

主に京都などで、8月23日・24日(古くは陰暦7月24日)に行われる行事。石地蔵にお飾りをしてまつり、さまざまの余興を行う。地蔵祭り。地蔵会(じぞうえ)。《季 秋》...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

中追放の関連情報