製作された後,いく世代かにわたって伝えられた鏡をいう。とくに古墳から発見された鏡に,新しい時代(魏晋代)に製作された鏡と一緒に古い時代(漢代)に製作された鏡が存在している場合,それを伝世鏡とよんで重視し,その意味を議論する考え方がある。和歌山県隅田(すだ)八幡神社の人物画像鏡や正倉院宝物の鏡なども伝世鏡の一種であるが,古墳発見の伝世鏡とはまったく異なった意味のものである。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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