似付く(読み)ニツク

デジタル大辞泉 「似付く」の意味・読み・例文・類語

に‐つ・く【似付く】

[動カ五(四)]
よく似ている。「似ても―・かない」
よく似合う。よく調和する。「深刻づらは君に―・かない」
[類語]似る似寄る似通う通う相通ずる類するまが類似する相似する近似する酷似する肖似しょうじするあやかる瓜二つ生き写し丸写しそのままそっくり似寄り疑似似非カーボンコピー空似もどき紛い紛らわしい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「似付く」の意味・読み・例文・類語

に‐つ・く【似付】

  1. 〘 自動詞 カ行五(四) 〙 よく似合う。よく調和する。
    1. [初出の実例]「いつはりも似付(につき)てそするうつしくもまこと吾妹子吾れに恋ひめや」(出典万葉集(8C後)四・七七一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android