肖似(読み)ショウジ

デジタル大辞泉 「肖似」の意味・読み・例文・類語

しょう‐じ〔セウ‐〕【肖似】

[名](スル)よく似ていること。酷似
「少なくも―していると多数の人に思わせるような何物か」〈寅彦・量的と質的と統計的と〉
[類語]似る似寄る似つく似通う通う相通ずる類するまが類似する相似する近似する酷似するあやかる瓜二つ生き写し丸写しそのままそっくり似寄り疑似空似もどき紛い紛らわしい似非カーボンコピー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「肖似」の意味・読み・例文・類語

しょう‐じセウ‥【肖似】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「肖」は骨相肉体などが似るの意 ) よく似ること。酷似。
    1. [初出の実例]「欧西の君主国に於て其字義我枢密院と全く相肖似せる制置を存する者尠からず」(出典:東京日日新聞‐明治二四年(1891)一一月一七日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「肖似」の読み・字形・画数・意味

【肖似】しよう(せう)じ

似る。酷似する。清・劉大〔方抱子を贈るの序〕其の爲(つく)るの圖畫(とぐわ)、山水人物、木の、鳥獸蟲魚のに於て、揣(けんし)して其の似せざる靡(な)し。

字通「肖」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android