肖る(読み)アヤカル

デジタル大辞泉 「肖る」の意味・読み・例文・類語

あやか・る【肖る】

[動ラ五(四)]
影響を受けて同様の状態になる。感化されてそれと同じようになる。ふつう、よい状態になりたい意に用いられる。「彼の幸運に―・りたい」
影響を受けて変化する。動揺する。
「風速み峰のくず葉のともすれば―・りやすき人の心か」〈拾遺・雑恋〉
[可能]あやかれる
[類語](1似る似寄る似つく似通う通う相通ずる類するまが類似する相似する近似する酷似する肖似しょうじする似寄り瓜二つ生き写し丸写しそっくり疑似空似もどき紛い似非えせ紛らわしいカーボンコピー幸運

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