住友重機械工業(読み)すみともじゅうきかいこうぎょう

共同通信ニュース用語解説 「住友重機械工業」の解説

住友重機械工業

タービンタンカー精密機械建設機械などを幅広く手掛ける総合重機大手。戦前住友財閥の流れをくむ住友グループ一角を占める。1934年に設立し、東京都品川区に本社を置く。2018年3月期の連結売上高は7910億円、純利益が346億円。18年3月末時点の子会社は163社で、グループ従業員数は約2万1千人

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「住友重機械工業」の意味・わかりやすい解説

住友重機械工業
すみともじゅうきかいこうぎょう

産業機械,船舶メーカー。 1888年住友別子鉱業所の機械部門として発足,1934年住友機械製作として分離独立,40年住友機械工業,45年四国機械工業と改称。 52年住友機械工業と名称復帰,69年浦賀重工業と合併し現社名に変更。事業内容は製鉄機械,鍛圧機械,運搬機械工作機械原動機,各種加工機械,建設機械など産業用機械のほか橋梁,鉄構,各種船舶の建造・修理,海洋開発機器など。 89年カナダのレーザー機器メーカー LUMONICS社を買収,併せてつくば電子照射応用開発センターを開設。売上構成比は,機械 18%,船舶鉄構・機器 38%,標準・量産機械 24%,環境プラントほか 20%。年間売上高 5544億 8700万円 (連結。うち輸出 26%) ,資本金 308億 7100万円,従業員数 5463名 (1999) 。

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百科事典マイペディア 「住友重機械工業」の意味・わかりやすい解説

住友重機械工業[株]【すみともじゅうきかいこうぎょう】

総合機械メーカー。住友別子(べっし)鉱山の機械課がその前身で,1934年住友機械製作として独立,住友系(住友財閥参照)重工業企業強化策の一環として1969年6月浦賀重工業(1897年設立)を合併,現社名となる。減変速機では世界的,ほかに建設機械,石油掘削機械,プラスチック成型機など。超伝導やレーザーなどの最先端技術を有し環境関連にも注力。本社東京,工場新居浜ほか。2011年資本金308億円,2011年3月期売上高5480億円。売上構成(%)は,機械コンポーネント14,精密機械24,建設機械24,産業機械12,船舶10,環境・プラント14,その他2。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「住友重機械工業」の解説

住友重機械工業

正式社名「住友重機械工業株式会社」。英文社名「SUMITOMO HEAVY INDUSTRIES, LTD.」。機械工業。昭和9年(1934)「住友機械製作株式会社」設立。同15年(1940)「住友機械工業株式会社」に改称。同44年(1969)「浦賀重工業株式会社」と合併し現在の社名に変更。本社は東京都品川区大崎。住友系の総合重機械メーカー。減変速機・射出成形機など量産機械が主力。東京証券取引所第1部上場。証券コード6302。

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