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佐井[村] さい

世界大百科事典 第2版の解説

さい【佐井[村]】

青森県北部,下北郡の村。人口3173(1995)。下北半島西部にあり,津軽海峡に面する。山地が海岸まで迫り,山林は村域の96%に達する。中小の河川の河口に集落が立地し,耕地は北部の海岸段丘上の原田と,1949年に入植開拓された野平にわずかにあるのみで,零細な漁業が主産業となっている。中心の佐井は天然の良港で,近世にヒバ材の積出港として発達し,蝦夷地への渡航地でもあったが,大正末期以降はさびれた。下北半島でも最も僻遠の地であったが,69年に川内方面から〈かもしかライン〉,74年に脇野沢村から〈海峡ライン〉の道路が開通し,交通の便がよくなった。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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