佐嘉神社(読み)サガジンジャ

デジタル大辞泉 「佐嘉神社」の意味・読み・例文・類語

さが‐じんじゃ【佐嘉神社】

佐賀市松原町にある神社祭神鍋島直正直大なおひろ。明治6年(1873)の創建旧称松原神社

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精選版 日本国語大辞典 「佐嘉神社」の意味・読み・例文・類語

さが‐じんじゃ【佐嘉神社】

  1. 佐賀市松原にある神社。旧別格官幣社。祭神は鍋島直正(閑叟)・直大(なおひろ)。明治六年(一八七三)、松原神社内に創建。昭和八年(一九三三)、現社地に社殿造営

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日本歴史地名大系 「佐嘉神社」の解説

佐嘉神社
さがじんじや

[現在地名]佐賀市松原二丁目

幕末佐賀藩改革や明治維新期の対応に指導的な役割を果した一〇代藩主鍋島直正(閑叟)を祀るため、昭和八年(一九三三)隣接する松原まつばら神社から独立して一・六ヘクタールの神域に造営された。直正は明治六年(一八七三)松原神社南殿に祀られたが、これを遷座し、昭和二三年には直正の子で一一代藩主だった直大も合祀した。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「佐嘉神社」の意味・わかりやすい解説

佐嘉神社
さがじんじゃ

佐賀市松原町に鎮座。旧別格官幣社。祭神は鍋島直正命(なべしまなおまさのみこと)、鍋島直大(なおひろ)命を主祭神とし、旧佐賀藩主鍋島家の祖先一族を祀(まつ)っている。佐嘉神社の前身を松原神社といった。例祭10月12日で、松原祭という。旧佐賀藩主の偉業をしのび、感謝の芸能を奉納する。鍋島直正(のち斉正(なりまさ))は号を閑叟(かんそう)といい、第10代藩主として藩政改革を行い、砲台反射炉を設けるとともに殖産興業を勧めて、明治維新に功のあった幕末の名君である。鍋島直大はその子である。

[落合偉洲]


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百科事典マイペディア 「佐嘉神社」の意味・わかりやすい解説

佐嘉神社【さがじんじゃ】

佐賀市松原二丁目に鎮座。旧別格官幣社。明治維新前後に功績のあった藩主鍋島直正(閑叟)・直大をまつる。1873年社殿建設。1933年現在地に移転。例祭は10月12日。他に鰤(ぶり)祭(12月31日)がある。
→関連項目佐賀[市]

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デジタル大辞泉プラス 「佐嘉神社」の解説

佐嘉神社

佐賀県佐賀市にある神社。幕末期の佐賀藩主・鍋島直正と、その子直大(なおひろ)を祀る。1873年建立の松原神社南殿が起源。1933年に松原神社から独立。

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