佐潟(読み)さかた

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

新潟県中部,新潟市西区にある砂丘湖。上潟(うわかた),下潟(したかた)の二つからなり,面積は合わせて約 0.4km2。かつては日本海とつながった汽水湖であったが,現在は切り離され淡水湖となっている。流入する河川はなく,地下水などの湧出と雨水により涵養される。下潟の東から水路が引かれ,周辺水田の灌漑用水として利用されている。コハクチョウヒシクイの渡来地,オニバスの自生地として知られ,佐渡弥彦米山国定公園に属する。1996年,周辺の湿地とともにラムサール条約に登録された。

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デジタル大辞泉の解説

新潟市西部にある国内最大の砂丘湖。砂丘列間のくぼ地に水がたまってできたもので、標高5メートル、面積0.44平方キロメートル、深さ0.3~1メートル。ハクチョウカモなどの渡り鳥が飛来する。佐渡弥彦米山(やひこよねやま)国定公園に属する。国指定鳥獣保護区。平成8年(1996)ラムサール条約に登録された。

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百科事典マイペディアの解説

〈さがた〉とも。新潟県新潟市西区,日本海から1kmほど内陸にある潟湖。砂丘によって海と隔てられ,現在では完全に淡水化している。南西に上潟,北東に下潟と水域は2ヵ所に分かれ,周囲を湿地が覆っている。灌漑用水として利用されるほか,冬季も全面結氷はしないためコハクチョウマガンなどの渡り鳥の越冬地としても有名で,潟の東には水鳥・湿地センターがある。1996年3月,ラムサール条約登録湿地となる。越後線の越後赤塚駅からバス。
→関連項目新潟[市]西[区]ラムサール条約

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