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佐羽吉右衛門(3代) さば きちえもん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

佐羽吉右衛門(3代) さば-きちえもん

1806-1868 江戸時代後期の商人。
文化3年3月17日生まれ。2代吉右衛門の長男。上野(こうずけ)(群馬県)桐生(きりゅう)の絹仲買商。文政8年3代をつぐ。足利(あしかが),伊勢崎に出張店をもうけ,江戸や横浜にも店をだし家業を拡大した。明治元年10月20日死去。63歳。名は澄。幼名は慶次郎。字(あざな)は秋江。号は竹香。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

佐羽吉右衛門(3代)

没年:明治1.10.20(1868.12.3)
生年:文化3.3.1(1806.4.19)
江戸後期上野国桐生(群馬県桐生市)の絹買継商。佐羽家を両毛随一の買継商にしたのは,この3代吉右衛門であった。幼名は慶次郎。17歳で家業を継いだ吉右衛門は桐生機業界刷新のため織機を改良し,名手を募り,精巧かつ新奇な織物を織らせ,数年にして桐生を西陣に対抗しうるまでの大絹織物産地にした。天保年間(1830~44)には足利,伊勢崎,江戸に出張店を設け,開港後は輸入綿糸を使って唐桟縞を織らせた。勤倹力行の人で,「常に赤色方嚢を腰にし,藁草履をはいて徒歩」したが,困窮者への施しは惜しまなかった。明治29(1896)年,佐羽商店は放漫経営のため倒産,両毛機業に深刻な打撃を与えた。<参考文献>桐生織物史編纂会『桐生織物史人物伝』

(古庄正)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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