六訂版 家庭医学大全科 「体部白癬」の解説
体部白癬(ゼニたむし)
たいぶはくせん(ゼニたむし)
Tinea corporis
(皮膚の病気)
どんな病気か
手足、股部を除いた皮膚に生じる
足(あし)白癬のある人に発症することが多いので、その放置が問題になります。また不潔、多汗などの皮膚の問題、あるいは肥満、寝たきり、基礎疾患などの全身状態も関係します。
症状の現れ方
体部白癬で多いのは、中心部が軽快して褐色調になる環状の大きな紅斑で、辺縁が少し隆起して
検査と診断
直接鏡検(顕微鏡での検査)KOH法で行います。菌要素を比較的検出しやすい病気です。
治療の方法
基本的に外用治療で、比較的簡単に治ります(白癬)。
病気に気づいたらどうする
出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報