

(はい)。
は孛(はい)(花の子房のふくらみ)が熟して果となり、剖(さ)ける意。それで両倍の意となる。〔説文〕八上に「反(そむ)くなり」と背
の意とし、〔段注〕にそれを字の本義とするが、両分することよりして背
・倍譎(はいきつ)の意を生ずる。背・陪と声義において通用する。
は同声・同系の語。
は花の子房のふくらみ。不・
(はい)は花
、否・
・
(い)は果実のみのる過程、剖(ほう)はその剖落することをいう。人為の意を加えて剖・倍・培・陪という。背
の義は背pu
k、
bu
k、
(負)biu
、北p
kと声が通じ、その義にも用いる。
▶・倍弐▶・倍日▶・倍書▶・倍称▶・倍償▶・倍常▶・倍心▶・倍羨▶・倍息▶・倍道▶・倍徳▶・倍畔▶・倍反▶・倍
▶・倍文▶・倍約▶・倍理▶・倍禄▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...