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光輪 こうりんnimbus; halo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

光輪
こうりん
nimbus; halo

聖なるものの頭のうしろに置かれる円光。光背アウレオラともいう。中世キリスト教美術に最も典型的な例をみることができるが,すでに古代より超自然的な崇高さを表わすものとして使われている。エジプトの王には太陽の子としての神格を表わすものとして使用され,ギリシアやローマでは太陽神を表わすのに用いている。ルネサンスの自然主義とともに衰えをみせたが,バロック期以後の宗教美術にも再びみられる。光線として表現されるものもある。仏像にも用いられている。

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デジタル大辞泉の解説

こう‐りん〔クワウ‐〕【光輪】

キリスト教美術で、キリスト・聖母・天使などの聖性・栄光の象徴として頭のまわりに描かれる輪。輪光。ニンブス。
仏・菩薩(ぼさつ)のからだから発する円満の光。衆生(しゅじょう)の煩悩(ぼんのう)を砕く智慧の光。

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大辞林 第三版の解説

こうりん【光輪】

キリスト教関係の美術で、聖人や神的人格の象徴として頭の周囲に描かれた光の輪。頭光ずこう。ニンブス。
仏教で、衆生しゆじようの煩悩ぼんのうをとり払う仏の光明を輪にたとえていう語。

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世界大百科事典内の光輪の言及

【車】より

…これらは天体の運行を示す太陽とかかわる図形で,生命,宇宙,完全,中心,循環,永遠,光明などを表したものと思われる。太陽は,ラテン語では〈鳥輪rota altivolans〉と呼ばれ,北欧神話の〈エッダ〉では〈美輪fagravel〉,ケルト人の間では〈光輪roth fail〉と呼ばれ,いずれも円形または車輪の形で表されていたし,円盤はギリシアの太陽神ヘリオスや,インドの太陽神ビシュヌの持物であった。さらに西ロシア,バルカン,中央ヨーロッパなどから出土する新石器時代の女神像には,渦巻,十字,波形などとともに車輪が印されていることがあり,これらは女性の胸や腰の丸みともかかわる図形で,地母神的な大地の生産力を表し,豊饒(ほうじよう)や再生の象徴であったとされている。…

※「光輪」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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