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全唐文 ぜんとうぶん Quan-tang-wen

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

全唐文
ぜんとうぶん
Quan-tang-wen

中国,唐,五代の散文の総集。 1000巻。清の嘉慶帝の勅命による董誥 (とうこう) らの編。嘉慶 19 (1814) 年成立。『全唐詩』にならって唐,五代の散文すべてを収録することを目的とし,『文苑英華』『唐文粋』などの総集,各人の別集をもとに,類書,筆記,碑刻なども漏れなく収め,皇帝,后妃から無名氏,外国人にいたる約 3000人の作者の,詔勅,奏議から雑文にいたる約2万の散文作品を集めた。

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世界大百科事典 第2版の解説

ぜんとうぶん【全唐文 Quán táng wén】

中国,清の嘉慶19年(1814)勅命で編された唐および五代の散文の全集。宮廷所蔵の写本《唐文》を底本とし,《永楽大典》《文苑英華》などの諸書により拾補する。全書1000巻,3400余人の文章1万8488編を収める。ただし遺漏も多く,陸心源の《唐文拾遺》《唐文続拾》88巻(共に19世紀末刊)がそれを補う。体例は《全唐詩》にならって最初の130巻に皇帝・皇族を,以下一般の作者を時代順に配列,各人に小伝を付している。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

全唐文
ぜんとうぶん

中国、唐代散文の総集。1000巻。清(しん)の董誥(とうこう)らが1814年(嘉慶19)、勅命を受けて編纂(へんさん)したもの。収めた作者の数は3035人、作品数は2万25編。『全唐詩』(1706)の体に倣い、作者別に編集され、作者ごとに略伝が付されている。宮中秘蔵の古写本『唐文(とうぶん)』を底本に、『永楽大典(えいらくたいてん)』『文苑英華(ぶんえんえいが)』『唐文粋(とうもんずい)』などの類書や総集を渉猟して、唐および五代の散文を網羅したもので、今日ではこれによってしかみることのできぬ作品が収録された結果、唐代の文学、思想、歴史を研究するうえでの貴重な資料となった。なお、清の陸心源の『唐文拾遺』(1888)、『唐文続拾』(1894)によって、作者777人、作品2871編が補われている。[和泉 新]

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