八経ヶ岳(読み)はっきょうがたけ

百科事典マイペディアの解説

八経ヶ岳【はっきょうがたけ】

奈良県天川村と上北山村の境界に位置し,大峰山の中核をなす近畿地方の最高峰(標高1915m)。八剣山仏経ヶ岳とも称するが,国土地理院は2009年に発行された地形図から八経ヶ岳の呼称で統一している。すぐ北にある弥山を含む周辺山域はオオヤマレンゲ自生地として,また東側一帯は仏経岳原始林として,いずれも国の天然記念物に指定。山頂に世界文化遺産の大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)が通じ,古くから修験者が縦走する霊場としての側面もあわせ持つ。

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世界大百科事典内の八経ヶ岳の言及

【八剣山】より

…紀伊山地の中央部を南北に走る大峰山脈の主峰で,近畿地方の最高峰(1915m)。役行者(えんのぎようじや)が《法華経》全8巻を埋納したといわれ,八経(はつきよう)ヶ岳または仏経ヶ岳の別称がある。地質は中生層で,大峰山脈の中軸部に沿って大峰酸性岩の貫入が見られる。…

※「八経ヶ岳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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