…作者は不明。シテは六条御息所(ろくじようのみやすどころ)の霊。旅の僧(ワキ)が京都嵯峨野の野宮の旧跡を訪れると,若い女(前ジテ)が来かかり,この野宮は,昔,六条御息所が伊勢の斎宮(さいぐう)となった息女とともに籠った所だと話して聞かせる。…
※「六条御息所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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