励行(読み)レイコウ

デジタル大辞泉 「励行」の意味・読み・例文・類語

れい‐こう〔‐カウ〕【励行/×厲行】

[名](スル)決めたこと、決められたことをその通りに実行すること。「早寝早起きを―する」
[類語]行う実行実践行動躬行きゅうこう履行実施施行しこう執行決行敢行断行遂行挙行強行再挙執り行う手を下す奮励努力精励頑張る踏ん張る奮闘奮発奮起勉励刻苦粉骨砕身はげ張り切るやり抜く粘る刻苦勉励精進精勤恪勤かっきん努めるいそしむ精出す精を出す精が出る打ち込む注ぎ込む熱を入れる力を入れる馬力を掛ける

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「励行」の意味・読み・例文・類語

れい‐こう‥カウ【励行・&JIS87F2;行】

  1. 〘 名詞 〙 はげみおこなうこと。一所懸命つとめること。また、きびしくおこなうこと。厳格に実行すること。
    1. [初出の実例]「未以語千金之子也、姑記之、以示苦学励行之人」(出典:拙堂文集(1853頃か)三・下岐蘇川記)
    2. 「仏蘭西では徴兵令を厲行(レイカウ)して居るが」(出典:福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉欧羅巴各国に行く)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐朱暉伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「励行」の読み・字形・画数・意味

【励行】れいこう(かう)

徳行にはげむ。〔北史循吏、梁彦光伝〕(焦通)性、酒に(くる)ひ、親に事(つか)へて禮闕(か)く。~光、訓して之れを(や)る。後、を改めて行し、卒(つひ)に善士と爲れり。

字通「励」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ゲリラ豪雨

突発的に発生し、局地的に限られた地域に降る激しい豪雨のこと。長くても1時間程度しか続かず、豪雨の降る範囲は広くても10キロメートル四方くらいと狭い局地的大雨。このため、前線や低気圧、台風などに伴う集中...

ゲリラ豪雨の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android