デジタル大辞泉
「行う」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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おこな・うおこなふ【行】
- [ 1 ] 〘 他動詞 ワ行五(ハ四) 〙
- ① 順序、方式にしたがって、しごとをする。挙行する。実行する。
- [初出の実例]「然る後に其の状を斟酌(はか)りて、処分(オコナヘ)。因りて官判を承けよ」(出典:日本書紀(720)天武一一年一二月(北野本訓))
- ② 修行する。ことに仏道修行をする。勤行(ごんぎょう)をする。
- [初出の実例]「吉野に之(まか)りて、脩行(オコナハ)む、と請したまふ」(出典:日本書紀(720)天智一〇年一〇月(北野本訓))
- ③ あたえる。配分する。わりあてる。
- [初出の実例]「このあひだにわだのとまりのあかれのところといふところあり。米(よね)、魚(いを)など乞(こ)へば、おこなひつ」(出典:土左日記(935頃)承平五年二月九日)
- ④ 食事をする。食べる。
- [初出の実例]「早朝行二朝膳一、進発可参江州御陣之由也」(出典:実隆公記‐長享二年(1488)三月二一日)
- ⑤ 処理する。指図する。
- [初出の実例]「頭中将、『さりとてあるべきことならず。これ、諸司の下部めして、かきいでよ』とおこなひ給」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一〇)
- ⑥ 処罰する。制裁する。助動詞「る」を伴った受身の形も多い。
- [初出の実例]「此事ぢとう聞召、しょせんやどかす物有ならば、となり三げん、ざいくゎにおこなふべきと有により」(出典:説経節・説経さんせう太夫(佐渡七太夫正本)(1656)上)
- ⑦ 女を自由にする。手ごめにする。
- [初出の実例]「ここには女房がないそうだから、きゃつめをおこなってゐるに違ひはねへ」(出典:滑稽本・続膝栗毛(1810‐22)三)
- [ 2 ] 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 順序どおり進行する。
- [初出の実例]「生・住・異・滅の移り変る実(まこと)の大事は、たけき河のみなぎり流るるが如し、暫(しばし)も滞(とどこほ)らず、ただちにおこなひゆくものなり」(出典:徒然草(1331頃)一五五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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