分けても(読み)ワケテモ

デジタル大辞泉 「分けても」の意味・読み・例文・類語

わけて‐も【分けても】

[副]わけて」を強めた言い方。「兄弟でよく遊ぶが、分けても弟と気が合う」
[類語]特に殊にとりわけ別段なかんずく特別ことさら殊の外ひときわ中でも折り入ってわざわざせっかく格別格段特段特殊特異別にこれと言うスペシャル

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「分けても」の意味・読み・例文・類語

わけて【分けて】 も

  1. 助詞「も」を添えて「わけて」を強めたもの。
    1. [初出の実例]「やつし色事師には、天児屋命、敵役には太王命、わけても其頃名も高き黒極上々吉」(出典:談義本・根無草(1763‐69)前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android