態態(読み)ワザワザ

デジタル大辞泉 「態態」の意味・読み・例文・類語

わざ‐わざ【▽態▽態】

[副]
1 他のことのついでではなく、特にそのためだけに行うさま。特にそのために。「態態出掛けなくても電話で済むことだ」
2 しなくてもよいことをことさらするさま。故意に。「御親切にも態態忠告に来る人がいる」
→折角せっかく[用法]
[類語]故意・わざと・作意・作為・意識的・意図的・計画的・作為的・未必の故意・積極的・能動的・自発的・好んで・わざとらしい・こと新しい・あえて・せっかく・特に・殊に・とりわけ・別段・なかんずく・特別・ことさら・殊の外・ひときわ・中でも・分けても・折り入って・格別・格段・特段・特殊・特異・別に・これと言う・スペシャル・奮って・主体的・意欲的・精力的・自主的・活動的・進取・前向き・強いて・たって・乗り気・求めて・進んで・我勝ち・我先・我も我も・喜んで・喜ぶ・しゃかりき・しゃにむに・どしどし・アクティブ・アグレッシブ・ポジティブ・自ら・手ずから・直直じきじき・直接・直接的・直じかに・身を以て・ダイレクト・えいやっと・我劣らじと・わざとらしい・止むに止まれぬ・及ばずながら・献身的・強気・強引・押して・努めて・曲げて・断固・断然・思い切って・伸のるか反るか・思う様・思う存分・存分・思いのまま・力一杯・精一杯・率先・果敢・惜しみない・意気込む・本腰・本腰を入れる・入れ込む・ひたむき

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精選版 日本国語大辞典 「態態」の意味・読み・例文・類語

わざわざ‐し【態態】

  1. 〘 形容詞シク活用 〙
  2. ① わざとらしく見える。ことさらに構えた様子である。
    1. [初出の実例]「何か、さわざわざしう、かまへ給はずともありなん」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)
  3. ② 話し方が悪い。
    1. [初出の実例]「ものいひあしく、くちわろき人をわさわさしといへるわさ如何。これは和讒をいへる也」(出典:名語記(1275)四)

態態の派生語

わざわざし‐げ
  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙

態態の派生語

わざわざし‐さ
  1. 〘 名詞 〙

わざ‐わざ【態態】

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. ① ついでにするのではなく、ただその事のためにだけ行なうさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「宝浄世界の多宝仏、わざわざと行幸ならせ給て」(出典:日蓮遺文‐法華証明鈔(1282))
  3. ② しなくてもいいのに故意にするさまを表わす語。わざと。
    1. [初出の実例]「得々はわざわざとよむぞ。いんだ者が又わさわさはるばるこうもそれまでこちえはいやとは云まい」(出典:玉塵抄(1563)二二)
    2. 「こなたはなぜにわざわざ水を掛させられた」(出典:虎寛本狂言・水掛聟(室町末‐近世初))

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