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刺創 しそうstab wound

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

刺創
しそう
stab wound

尖端の鋭いものに刺されてできる創傷。傷の入口は小さいが,内部で血管内臓などに損傷を与え,致命傷になることがある。また,破傷風菌などの嫌気性の細菌感染源になりやすい。

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デジタル大辞泉の解説

し‐そう〔‐サウ〕【刺創】

先のとがった硬いものが刺さってできる傷。刺し傷。

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大辞林 第三版の解説

しそう【刺創】

突き刺されてできるきず。さしきず。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

刺創
しそう
stab wound

とげ、針、刀、槍(やり)、鉄材、竹材など大小の先端のとがった物体が刺さって生ずる創傷(そうしょう)である。傷口は小さいが深いのが特徴で、深部臓器損傷や細菌感染をおこしやすい。太く深い刺入物は抜くと急速に出血をきたすことがあるので、処置ができるまで抜去しないほうがよい。眼窩(がんか)、鼻腔(びくう)からの脳損傷や肺、気道損傷による気胸、血胸、呼吸不全は重篤であり、心臓損傷はしばしば致命的である。消化管損傷は腹膜炎を、肝、脾(ひ)、腎(じん)などの実質性臓器や大血管損傷では出血により生命の危険をきたす。四肢や浅い創(きず)では生命の危険は少ないが、破傷風やガス壊疽(えそ)の感染をおこしやすいため異物の除去、創の開放、洗浄、抗生物質の投与、破傷風の予防が必要である。[荒木京二郎]

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世界大百科事典内の刺創の言及

【傷】より

…これらのうちで最も多く経験されるのは機械的な外力による損傷(機械的損傷)であり,この機械的損傷が外傷traumaや創傷wound,あるいは〈きず〉〈けが〉にほぼ相当する。外傷も創傷も,損傷の開放性,非開放性のいかんを問わず用いられるが,創傷の場合,〈創〉の1字だけだと開放性機械的損傷(たとえば切創,刺創,射創など)を,〈傷〉の1字だけだと非開放性機械的損傷(たとえば打撲傷など)を意味する。もちろん,この二つは必ずしも明確に区別されているわけではない。…

※「刺創」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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