前捌き(読み)マエサバキ

デジタル大辞泉 「前捌き」の意味・読み・例文・類語

まえ‐さばき〔まへ‐〕【前×捌き】

相撲で立ち合いの時、先手を取るため相手の手をしぼり、いなすなどして、有利な体勢をつくること。
主要な事柄を順調に進めるため、あらかじめ行う処理。事前処理。下準備。「審議会提出には前捌きが必要だ」
[類語]準備下準備下ごしらえ用意根回し支度備える整備設ける備え設け手配手配り手回し手筈てはず手当て段取りぜん立て道具立て態勢

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android