手筈(読み)テハズ

デジタル大辞泉 「手筈」の意味・読み・例文・類語

て‐はず【手×筈】

物事をする際に、前もって決める手順。また、前もってなすべき準備。「出発の手筈を整える」「一緒に出かける手筈になっている」
[類語]手順段取り手続き用意支度したく準備備え設け手配手配り手回し手当てぜん立て道具立て下拵したごしら下準備態勢整備備える前前かねてかねがね何時か既往これまで従来従前し方先年当年一時一頃その節先に当時古来あらかじめ年来旧来在来その昔前以て先立ってかつてすでに見越し先刻早め根回し早手回し手を回す地固めなら布石事前先手下見予習伏線つとにとうにとっく示し合わせる言い合わせる申し合わせる打ち合わせる口裏を合わせる

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精選版 日本国語大辞典 「手筈」の意味・読み・例文・類語

て‐はず【手筈】

  1. 〘 名詞 〙 ある事を行なうのに、まえもって決めておく一定順序。また、まえもってしておく準備。てくばり。手順。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「其の様なことなれば、皆手はづがちがふ」(出典:狂言記・箕被(1700))

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