割を食う(読み)ワリヲクウ

デジタル大辞泉 「割を食う」の意味・読み・例文・類語

わり・う

損をする。自分のほうに不利となる。「正直者が―・う世の中」
[類語]損する本が切れる穴をあける割が悪い間尺に合わない食い込む足が出るロス大穴丸損マイナス損失損害実害赤字被害不利益損亡そんもう欠損実損差損出血持ち出し採算割れ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「割を食う」の意味・読み・例文・類語

わり【割】 を 食(く)

  1. 割りの合わない目にあう。損な結果を得る。損をする。
    1. [初出の実例]「盃へうけた斗りでわりをくひ」(出典:雑俳・柳多留拾遺(1801)巻一四下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android