割を食う(読み)ワリヲクウ

デジタル大辞泉 「割を食う」の意味・読み・例文・類語

わり・う

損をする。自分のほうに不利となる。「正直者が―・う世の中」
[類語]損する本が切れる穴をあける割が悪い間尺に合わない食い込む足が出るロス大穴丸損マイナス損失損害実害赤字被害不利益損亡そんもう欠損実損差損出血持ち出し採算割れ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「割を食う」の意味・読み・例文・類語

わり【割】 を 食(く)

  1. 割りの合わない目にあう。損な結果を得る。損をする。
    1. [初出の実例]「盃へうけた斗りでわりをくひ」(出典:雑俳・柳多留拾遺(1801)巻一四下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android