丸損(読み)マルゾン

デジタル大辞泉 「丸損」の意味・読み・例文・類語

まる‐ぞん【丸損】

利益が全くなく、すっかり損をすること。
[類語]損する割を食う本が切れる穴をあける割が悪い間尺に合わない食い込む足が出るロス大穴マイナス損失損害実害赤字被害不利益損亡そんもう欠損実損差損出血持ち出し採算割れ

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精選版 日本国語大辞典 「丸損」の意味・読み・例文・類語

まる‐ぞん【丸損】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「まる」は接頭語 ) まるっきりの損となること。全部損をして、利益の全くないこと。
    1. [初出の実例]「今死なれて見ろ丸損(マルゾン)だ」(出典歌舞伎勧善懲悪覗機関村井長庵)(1862)七幕)

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