実害(読み)ジツガイ

デジタル大辞泉 「実害」の意味・読み・例文・類語

じつ‐がい【実害】

実際上の被害。実質的な損害。「実害をこうむる」
[類語]被害不利益損失損害損亡そんもう欠損実損差損赤字出血持ち出し採算割れ損する割を食う本が切れる穴をあける割が悪い間尺に合わない食い込む足が出るロス大穴丸損マイナス

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「実害」の意味・読み・例文・類語

じつ‐がい【実害】

  1. 〘 名詞 〙 実際の損害。実質的に受けた損害。事実上こうむった害悪や損失。
    1. [初出の実例]「世或は治外法権は実害なし故に之を保続するも妨げなしといふ者あり」(出典:条約改正論(1889)〈島田三郎〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android