片肌脱ぐ(読み)カタハダヌグ

デジタル大辞泉 「片肌脱ぐ」の意味・読み・例文・類語

片肌かたはだ・ぐ

《ひと仕事するとき、片肌脱ぎになるところから》他人に力を貸す。助力する。ひと肌脱ぐ。「友人のために―・ぐ」
[類語]助力助勢助けるける手伝う手助け幇助ほうじょ加勢助太刀すけだち力添え協力援助応援支援後押しり立てるバックアップフォロー力を貸す手を貸す肩を貸す犬馬の労一肌脱ぐ肩を持つ与する補助補佐

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精選版 日本国語大辞典 「片肌脱ぐ」の意味・読み・例文・類語

かたはだ【片肌】 脱(ぬ)

  1. 片肌脱ぎになる。着物片袖を脱いで、肩の辺の肌を出す。
    1. [初出の実例]「辛労をしてくたびれたりとも、きるものをかたはだぬぐことをするな」(出典:春鑑抄(1629)礼)
  2. ( 力仕事をする時に、のようにするところから ) 他人の仕事に協力する。助力する。片腕を貸す。
    1. [初出の実例]「これから一ばん此半さまが片はだおぬぎなすっちゃア、モウやったよふじゃアねへ」(出典:洒落本・嘉和美多里(1801))

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