デジタル大辞泉 「北の丸」の意味・読み・例文・類語 きた‐の‐まる【北の丸】 城の北側の区画。特に、江戸城の北の丸にあった将軍の正妻の居所をいう。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「北の丸」の意味・読み・例文・類語 きた【北】 の 丸(まる) 将軍家の正妻のいる建物。[初出の実例]「工藤と本多が扱ひの為(ため)、北の丸へ御参んか」(出典:浄瑠璃・曾我会稽山(1718)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本歴史地名大系 「北の丸」の解説 北の丸きたのまる 秋田県:秋田市久保田城下久保田城跡北の丸久保田城の北、その北には堀を隔てて別曲輪がある。宝暦九年の御城下絵図には「北之丸東西九拾八間」「南北百弐拾間」とある。その西の急崖に偏した中央に土塁に囲われた曲輪があり、正保の出羽国秋田郡久保田城画図では三の丸としている。寛永八年(一六三一)八月に三の丸築造を申請し、工事に着手した。同年九月二八日江戸着の書状に「三ノ丸二ノ段御普請所東之方先達被仰遣候如く、宝鏡院山之間堀口弐拾間ニ為堀候得者、宝鏡院之山ハ過半御堀に成候由被申越候」とあり、その開削する堀は「北之丸下堀長折廻シ弐百弐拾間、幅弐拾八間ヨリ九間マデ不同」(宝暦九年の御城下絵図)に符合する。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「北の丸」の意味・わかりやすい解説 北の丸きたのまる 東京都千代田区北部,皇居の北側,内堀に囲まれた区域。江戸城内郭の一部であったが,明治以後,軍用地となり,近衛師団司令部や歩兵連隊などがおかれた。田安門を頂点として千鳥ヶ淵,牛ヶ淵,清水堀に囲まれた三角形をしている。 1969年,都市計画事業として建設され,北の丸公園 (国民公園) として開放された。面積約 19万m2。日本武道館,科学技術館,東京国立近代美術館,国立公文書館などがある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by