共同通信ニュース用語解説 「北海道アイヌ協会」の解説
北海道アイヌ協会
主に北海道に住むアイヌ民族でつくる組織で、1946年3月設立。61年に「北海道ウタリ協会」と名称変更したが、2009年に現名称に戻した。「人種・民族に基づくあらゆる障壁を克服し、社会的地位の向上と文化の保存・伝承に寄与する」ことを目的とする。道による13年の調査で把握できたアイヌの人口約1万7千人に対し、16年末時点の協会会員数は約2300人。旭川、函館、釧路など各地域に49の独立したアイヌ協会があり、毎年5月に総会を開催している。
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