受入れる(読み)ウケイレル

デジタル大辞泉 「受入れる」の意味・読み・例文・類語

うけ‐い・れる【受(け)入れる/受け容れる】

[動ラ下一][文]うけい・る[ラ下二]
受けて入れる。「水を器に―・れる」
人や物を迎え入れたり、引き取ったりする。「留学生を―・れる」「海外文化を―・れる」
人の意見要求などを認める。「主張を―・れる」
[類語]聞き入れる聞き届ける認める承認承諾受諾受け付ける心得る応じる承る承服黙認公認自認約諾快諾内諾甘受オーケー受容承知

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精選版 日本国語大辞典 「受入れる」の意味・読み・例文・類語

うけ‐い・れる【受入・受容】

  1. 〘 他動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]うけい・る 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙
  2. 受けて容器などに入れる。また、受けて包み入れる。
    1. [初出の実例]「夫れ天の下(した)に君として万民(たみ)を治むるは、蓋(うたきおほ)ふこと天の如く、容(ウケイルル)こと地の如く」(出典:日本書紀(720)仁徳即位前(前田本訓))
  3. 人や物を身に引き取る。迎え入れる。
    1. [初出の実例]「Admitto〈略〉vqe(ウケ) iruru(イルル)、キョヨウ スル」(出典:羅葡日辞書(1595))
  4. 人の意見や要求などを認めて採用する。聞き入れる。容認する。
    1. [初出の実例]「自分にはそれを其儘には承け入れ兼ねる事がある」(出典:クローディアスの日記(1912)〈志賀直哉〉)

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