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吉草酸 きっそうさん valeric acid

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

吉草酸
きっそうさん
valeric acid

バレリアン酸ともいう。不快臭をもつ有機酸。次の4種類の異性体がある。 n -吉草酸 CH3(CH2)3CO2H (沸点 186℃) ,イソ吉草酸 (CH3)2CHCH2CO2H (174℃) ,エチルメチル酢酸 (活性吉草酸) C2H5(CH3)CHCO2H (175℃) ,トリメチル酢酸 (ピバリン酸) (CH3)3CCO2H (163.7~163.8℃) 。

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栄養・生化学辞典の解説

吉草酸

 C5H10O2 (mw102.13).CH3(CH2)3COOH.炭素数5の飽和脂肪酸で,4種の異性体がある.

出典|朝倉書店
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

吉草酸
きっそうさん
valeric acid

飽和鎖式カルボン酸の一つ。ペンタン酸ともいう。
 バレロニトリルの加水分解、またはn-アミルアルコール(1-ペンタノール)の酸化により調製される。不快なにおいをもつ無色の液体で、エタノール(エチルアルコール)やエーテルにはよく溶けるが、水にはわずかしか溶けない。酸としての性質を示し、水酸化アルカリや炭酸アルカリの水溶液には塩を生成して溶ける。また、アルコールと反応してエステルを生成する。生薬(しょうやく)の吉草根(きっそうこん)に含まれているのは、主として異性体のイソ吉草酸(CH3)2CHCH2COOHである。[廣田 穰]

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