呉須手(読み)ゴスデ

百科事典マイペディアの解説

呉須手【ごすで】

中国明時代後期〜末期にかけて,福建省【しょう】州窯で焼成された民窯の作品。素地に厚く白釉を施し,そこに濃厚な赤絵(五彩)文様を描く〈呉須赤絵〉,染付文様のみの〈呉須染付〉,または藍釉を総掛けした上に,白絵具の堆線で絵文様を表す〈餅花手(もちはなで)〉,褐釉を掛けた〈柿呉須(かきごす)〉と呼ばれる作風等が見られる。呉須手はこれらを総称した名称。盤や鉢類が多い。東南アジアや日本に向けて,16世紀末から17世紀前半ごろ大量に輸出された。

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大辞林 第三版の解説

ごすで【呉須手】

中国の明代末期から清代初期に、中国南部の福建・広東地方あたりで焼かれた磁器。呉須染め付け・呉須赤絵・呉須青絵などの総称。奔放な趣の絵模様があり、素地きじは厚く粗雑。雑器であったが日本の茶人に愛好された。中国には、ほとんど遺物がない。

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