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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…1回の活動によってできたこのような形の火山はマールmaarと呼ばれる。弱い爆発が続いて,火口の周囲に噴出物が積もり,円錐状の小丘ができたものは砕屑丘(火山砕屑丘)pyroclastic coneと呼ばれ,噴出物の違いでスコリア丘(噴石丘),火山灰丘,軽石丘がある。ふつうは比高200~300m程度以下で,頂上には比較的大きな火口がある。…
…陸上火山体の分類を表に示すが,以下に形と構造の比較的単純な場合から説明する。
[マール,砕屑丘,溶岩円頂丘]
爆発的噴火による火山のうち最も単純なものは,マグマと地下水が接触したために起こる爆発により地表にすり鉢状の孔(爆裂火口という)があき,吹き飛ばされた物質が周囲に積もるだけのものである。噴火終了後に地下水が戻って火口湖となる。…
※「砕屑丘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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