囁き(読み)ササヤキ

デジタル大辞泉 「囁き」の意味・読み・例文・類語

ささ‐やき【×囁き/私語】

ささやくこと。また、その声や言葉。「恋の―」
ささやくような、かすかな音。「小川の―に耳を傾ける」
[類語]ぼじゃぼじゃぼそぼそぼそっとぽつりぽつりぽつりひそひそちょろりぽろりもごもごもぐもぐぽつぽつしどろもどろうだうだぐだぐだくだくだくどくどぶつぶつぶつくさぐずぐずささやくつぶやくつぶやき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「囁き」の意味・読み・例文・類語

ささ‐やき【囁・私語】

  1. 〘 名詞 〙 ささやくこと。また、そのことば。ひそひそ話。耳うち。ささめき。比喩的に、草木、川などのたてる小さな音もいう。
    1. [初出の実例]「耳乎は耳語(ササヤキ)也。汝人を得たるかとささやき玉ふ也」(出典:応永本論語抄(1420)雍也第六)
    2. 「只舳に割かれる水のささやきを聞くのみである」(出典:高瀬舟(1916)〈森鴎外〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android