精選版 日本国語大辞典 「ひそひそ」の意味・読み・例文・類語
ひそ‐ひそ
[1] 〘副〙 (「ひそびそ」とも。多く「と」を伴って用いる)
※御伽草子・花世の姫(室町時代物語集所収)(室町末)上「かへりてみれは、ひそひそとして、ひめ君は見えたまはず」
② 人に聞かれないようにこっそりと小さい声で話すさまを表わす語。ひそくさ。
※浄瑠璃・平家女護島(1719)三「耳をそばだて息を詰、窺ふ内のひそひそ迄、洩るる方なく聞ゆらん」
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