囁く(読み)ササヤク

デジタル大辞泉 「囁く」の意味・読み・例文・類語

ささ‐や・く【×囁く/私語く】

[動カ五(四)]
小さな声で話す。ひそひそと話す。「耳もとで―・く」「愛を―・く」
うわさをする。「まことしやかに―・かれる」
かすかな音を立てる。「こずえに―・く風の音」
[可能]ささやける
[類語]呟く内緒話ひそひそ話私語耳打ち耳語密語耳こすりぼじゃぼじゃぼそぼそぼそっとぽつりぽつりぽつりひそひそちょろりぽろりもごもごもぐもぐぽつぽつしどろもどろうだうだぐだぐだくだくだくどくどぶつぶつぶつくさぐずぐずささやきつぶやくつぶやき

つつ‐や・く【×囁く】

[動カ四]つつめく」に同じ。
「信頼同心の由にてありけるも、そそやき、―・きつつ…とかく議定して」〈愚管抄・五〉

つつ‐め・く【×囁く】

[動カ四]ひそひそ言う。ささやく。つつやく。
じもこそしたべとて、―・きてやみぬ」〈土佐

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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