ぶつぶつ(読み)ブツブツ

デジタル大辞泉 「ぶつぶつ」の意味・読み・例文・類語

ぶつ‐ぶつ

[副]
1 小声でものを言うさま。「いつもぶつぶつ(と)ひとりごとを言う」
2 不平・不満や小言をいうさま。「陰でぶつぶつ(と)愚痴ばかり言っている」
3 物が泡立つように煮えたつさま。「豆がぶつぶつ(と)煮えている」
4 小さな粒や泡がたくさんできるさま。「肌にぶつぶつ(と)湿疹が出ている」
5 物を細かく切るさま。また、何度も穴をあけるさま。「魚をぶつぶつ(と)切る」「障子にぶつぶつ(と)穴をあける」
[名]表面にたくさん出た粒状の物。「背中にぶつぶつができた」
[アクセント]はブツブツ、はブツブツ。
[類語](1)(2)うだうだ・ぐだぐだ・くだくだ・くどくど・ぶうぶう・ぶつくさ・がたがた・つべこべ・ぐずぐず・たらたら・へどもど・しどろもどろ・ああだこうだ・四の五の・四の五の言う・ぼじゃぼじゃ・ぼそぼそ・ぼそっと・ぽつりぽつり・ぽつり・ひそひそ・ちょろり・ぽろり・もごもご・もぐもぐ・ぽつぽつ・ささやく・ささやき・つぶやく・つぶやき・やいのやいの・ああ言えばこう言う・揚げ足を取る・あげつらう・言いたい放題・言い立てる・うるさい・うるさ型・鸚鵡おうむ返し・かき口説く・がみがみ・くそみそ・くだくだしい・口うるさい・口が減らない・口が悪い・口汚い・口さがない・口幅ったい・口任せ・口やかましい・くどい・くどくど・くどくどしい・クレーマー・けちを付ける・喧喧囂囂けんけんごうごう・口角泡を飛ばす・小うるさい・ごてごて・小やかましい・懇懇・嘖嘖さくさく・舌長・しちくどい・重箱の隅をつつく・重箱の隅を楊枝ようじでほじくる・諄諄じゅんじゅん・針小棒大・ずけずけ・ずばずば・ちくちく・喋喋ちょうちょう・丁丁発止・滔滔とうとう・どうのこうの・とやかく・なんのかの・ねちねち・ねっちり・ぶすぶす・べちゃくちゃ・ぺちゃくちゃ・ぼろくそ・まくし立てる・回りくどい・耳に胼胝ができる・蒸し返す・やいやい・やかましい・やかまし屋・催促がましい・せつく・迫る・要求する・強請する・強迫する・強談ごうだんする・催促する・催告する・責め立てる・せがみ立てる・急き立てる・急かせる・尻を叩く・矢の催促・目まぐるしい・忙しい・急・せわしい・せわしない・気ぜわしい・慌ただしい・きりきり舞い・東奔西走・てんてこ舞い・多忙・繁忙・繁多・繁劇・多事多端・多用・繁用・席の暖まる暇いとまもない・猫の手も借りたい・そそくさ・せかせか・性急・拙速・多端・忙殺・怱忙そうぼう・倥偬こうそう・怱怱そうそう・大忙し・取り紛れる・手が塞がる・目が回る・応接に暇いとまがない・心急せく・あくせく・こせこせ・ばたばた・せっかち・あたふた・気早・気早い・大わらわ・貧乏暇無し・甲斐甲斐かいがいしい・そわそわ・右往左往・慌てふためく・動き回る・ちょこまか・うそうそ・倉卒・押せ押せ・てんやわんや・ちゃかちゃか・浮き腰・もじもじ・もぞもぞ・まごまご・うろうろ・うろちょろ・おたおた・ふわふわ・ふらふら・頓狂・さっさ・浮うわつく・きょろきょろ・きょときょと・軽軽しい・軽軽けいけい・軽挙・軽挙妄動・そそっかしい・軽はずみ・手当たり次第・書き入れ時・立て込む/(4)ぷちぷち・つぶつぶ・ぼつぼつ・いぼいぼ・ざらざら・ざらつく・ざらり・ざりざり・じゃりじゃり/つぶつぶ・ぼつぼつ

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精選版 日本国語大辞典 「ぶつぶつ」の意味・読み・例文・類語

ぶつ‐ぶつ

  1. [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
    1. ① 綱や縄などを勢いよく切断する音、また、物を細かく切るさま、切れ切れになるさまを表わす語。
      1. [初出の実例]「ぶつぶつときる、如何」(出典:名語記(1275)九)
    2. ② ことばを口先で発するさまを表わす語。つぶつぶ。ふつふつ。ぷつぷつ。
      1. (イ) 経を唱えるさま。
        1. [初出の実例]「ぶつぶつ看経(かんきん)する婆が」(出典:浄瑠璃・持統天皇歌軍法(1713)二)
      2. (ロ) 一般に小声で物を言うさま。
        1. [初出の実例]「ぶつぶつと独言を言ひける内に」(出典:仮名草子・竹斎(1621‐23)上)
    3. ③ 胸がどきどきするさまを表わす語。つぶつぶ。
      1. [初出の実例]「ブツブツトナル つぶつぶとなる。むぬつぶつぶとなるここちすと源野にあり。ものおもひに留飲したるなり」(出典:詞葉新雅(1792))
    4. ④ 不平や小言を言うさまを表わす語。つぶつぶ。ぶつくさ。
      1. [初出の実例]「やい久三、それはぶてうほうな。〈略〉一度にけせばはいがたつとしかりければ、かしこうない久三、ぶつぶつといふてけす」(出典:咄本・露休置土産(1707)五)
    5. ⑤ 音をたてて沸騰するさまを表わす語。
      1. [初出の実例]「Butsu-butsu-to(ブツブツト) ワキタツ」(出典:和英語林集成(初版)(1867))
    6. ⑥ 泡が次から次へと出るさまを表わす語。
      1. [初出の実例]「津蟹(づがに)が泡を吐くように、沸々(ブツブツ)言ってゐる」(出典:平凡(1907)〈二葉亭四迷〉一四)
    7. ⑦ 粒状の物が多くあるさまを表わす語。
      1. [初出の実例]「面部、惣身迄腫てぶつぶつと出来ものなど出来」(出典:随筆・耳嚢(1784‐1814)六)
    8. ⑧ 細くするどいもので、何度も穴をあけるさまを表わす語。ぷつぷつ。
      1. [初出の実例]「単衣には水色太白の糸で袖口の下をブツブツかがり」(出典:旧聞日本橋(1935)〈長谷川時雨〉蕎麦屋利久)
  2. [ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 物を無造作に切るさま。
    1. [初出の実例]「躯をぶつぶつに切り放されてもなほビクビクと動いてゐる蛇のやうに」(出典:死刑囚と其裁判長(1922)〈中西伊之助〉三)
  3. [ 3 ] 〘 名詞 〙 数多く出来た粒状のもの。
    1. [初出の実例]「顎の内側には血のりの紐が二本三本とぶらさがって、その紐を伝って濃いものが節のやうなぶつぶつをつくりつつ流れ下りる」(出典:父━その死(1949)〈幸田文〉菅野の記)

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普及版 字通 「ぶつぶつ」の読み・字形・画数・意味

【】ぶつぶつ

幽深のさま。

字通「」の項目を見る。

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