ぽろり(読み)ポロリ

デジタル大辞泉 「ぽろり」の意味・読み・例文・類語

ぽろり

[副]
粒状の物が一つ落ちるさま。「葉の先から露がぽろりと落ちる」
うっかり取り落としたり、もろく取れたりするさま。「野手ぽろりと落球する」「歯がぽろりと抜ける」
不用意に口にするさま。「ぽろり愚痴こぼす」
[類語](1ほろりぽつりぽたりぼとぼとぼたぼたぽたぽたほろほろぽろぽろぽとぽとぼろぼろたらたらだらだらはらはらぽつぽつぱらぱらばらばらほたほたぽつりぽつりぽつんはらりぱらりどくどくたらりちょろちょろちょろりとくとくしたたりだくだくぽとり滴る滴り落ちる垂らす垂れるこぼれるほとばしるあふれる/(3ちょろりぽつりぽつりぽつりぼじゃぼじゃぼそぼそぼそっとひそひそもごもごもぐもぐぽつぽつしどろもどろうだうだぐだぐだくだくだくどくどぶつぶつぶつくさぐずぐずささやくささやきつぶやくつぶやき

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精選版 日本国語大辞典 「ぽろり」の意味・読み・例文・類語

ぽろり

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① 涙・水滴や粒状のものが一つ落ちるさまを表わす語。
落語明烏(1892)〈三代目春風亭柳枝〉「ポロリと涙でも飜(こぼ)されて」
② 何かを取り落としたり、何かについているものがとれたり欠けたりするさまを表わす語。
※自由学校(1950)〈獅子文六〉悪い日「ポロリと、木の根ッコのようなものを、とり落したが」

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デジタル大辞泉プラス 「ぽろり」の解説

ぽろり

NHKの子供向けテレビ番組『にこにこぷん』(1982年放映開始)に登場するキャラクター本名「ぽろり・カジリアッチ三世」。ネズミ男の子で、海賊子孫

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