囚獄司(読み)シュウゴクシ

世界大百科事典 第2版の解説

しゅうごくし【囚獄司】

〈ひとやのつかさ〉〈しゅごくし〉とも。令制刑部省の所属官司で,正(かみ),佑,大・少令史の事務官と罪人の看守や刑の執行に当たる物部(もののべ)などの職員が置かれていた。808年(大同3)に贓司(ぞうしよくし)が廃されて以降,贖銅のことも囚獄司がつかさどった。平安京では,近衛南,西洞院西1町に所在していた。後には囚獄司の名を忌み,官人の任命が行われなくなっている。明治に入ってから設置された刑部省にも,囚獄事務を扱うため囚獄司が置かれた。

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世界大百科事典内の囚獄司の言及

【囚獄司】より

…令制刑部省の所属官司で,正(かみ),佑,大・少令史の事務官と罪人の看守や刑の執行に当たる物部(もののべ)などの職員が置かれていた。808年(大同3)に贓贖司(ぞうしよくし)が廃されて以降,贖銅のことも囚獄司がつかさどった。平安京では,近衛南,西洞院西1町に所在していた。…

【囚獄司】より

…令制刑部省の所属官司で,正(かみ),佑,大・少令史の事務官と罪人の看守や刑の執行に当たる物部(もののべ)などの職員が置かれていた。808年(大同3)に贓贖司(ぞうしよくし)が廃されて以降,贖銅のことも囚獄司がつかさどった。平安京では,近衛南,西洞院西1町に所在していた。…

※「囚獄司」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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