四教(読み)シキョウ

デジタル大辞泉の解説

し‐きょう〔‐ケウ〕【四教】

《「礼記王制から》詩(詩経)・書(書経)・礼(儀式・作法)・楽(音楽)の四つの教え。
《「論語」述而から》文(学問)・行(実践)・忠(誠実)・信(信義)の教訓。
《「礼記」昏義から》女性の守るべき四つの教え。婦徳・婦言・婦容・婦功。四徳
釈迦(しゃか)1代の教法を4種に分けたもの。天台宗では化儀(けぎ)の四教、化法の四教を説く。

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大辞林 第三版の解説

しきょう【四教】

四種の大切な教え。
〔礼記 王制〕 詩・書・礼・楽の教え。
〔論語 述而〕 文(学問)・行(実践)・忠(誠実)・信(信義)の教え。
〔周礼 天官・九嬪〕 婦徳・婦言・婦容・婦功の婦人の四つの心得。四行。
天台宗で、釈迦一代の説法を四種に分けたもの。化儀けぎの四教と化法けほうの四教がある。 → 五時八教

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世界大百科事典内の四教の言及

【五時八教】より

…《法華経》を中心として,漢訳の仏典を整理し,そこに含まれる教理や実践方法のちがいを弟子の能力に応ずる釈迦の教育上の方便とみて,低きより高きに進む五つの時期と,八つの教理によって体系化し,すべてを《法華経》に帰一させるもの。華厳,阿含(あごん),方等(大乗),般若(はんにや),法華の五時と,蔵,通,別,円の化法の四教,および頓,漸,秘密,不定という化儀の四教に分かれる。【柳田 聖山】。…

※「四教」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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