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回転翼航空機 かいてんよくこうくうき rotor craft

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

回転翼航空機
かいてんよくこうくうき
rotor craft

回転する翼 (ロータ) によって必要な揚力および推力の全部または一部を得て飛行する航空機。ロータクラフトともいう。ヘリコプタオートジャイロティルトロータなどが含まれる。

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百科事典マイペディアの解説

回転翼航空機【かいてんよくこうくうき】

数枚の細長い羽根を,それと垂直な軸のまわりに放射状に取り付けた翼(回転翼またはローターという)を回転して揚力を得る形式の航空機。広く用いられているのはヘリコプター

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世界大百科事典 第2版の解説

かいてんよくこうくうき【回転翼航空機 rotor craft】

機体を空中に浮かすための揚力を得るのに,垂直な軸のまわりを回転する回転翼rotor,rotary wingを利用した航空機。ふつうの,飛行機では,翼は,それが空気中を前進することで上向きの揚力を発生するので,前進運動がない限り飛行ができない。これに対し回転翼航空機は,機体が前進していなくとも回転翼を回転させることによって,揚力が得られるので,機体を空中にもち上げられるという特色がある。回転翼航空機には動力で回転翼を駆動するヘリコプターと,機体が前進することで回転翼が自動的に回るジャイロプレーンとがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

回転翼航空機
かいてんよくこうくうき

航空機のうちの重航空機(空気より重く、翼に生ずる揚力によって空中に浮かぶ航空機)で、回転翼により飛行に必要な揚力の全部、またはその大部分を得ているもの。固定した翼によって揚力を得ている重航空機(固定翼航空機)に対して用いる航空機の分類上の用語である。現在、回転翼航空機としては、ヘリコプターが代表的で数も圧倒的に多いが、ほかにオートジャイロジャイロプレーン。回転翼を始動するときには動力を用いるが、飛行中は動力を切り放し、翼の空気力学的特性を利用して自由回転させる)、ジャイロダインヘリコプターとオートジャイロの両方の特徴を兼ね備えるもの)、コンバーチブルプレーン(転換式航空機)、コンパウンドヘリコプター(前進用のエンジンと固定翼を備えた複合ヘリコプター)などがある。
 回転翼航空機は原理が簡単なため、発想は固定翼航空機より古く、1490年ごろレオナルド・ダ・ビンチの数々の発明のなかに、すでにそのスケッチが残されている。しかし、技術的に難問が多く、実用化は飛行機に遅れをとった。ヘリコプターが固定翼航空機なみの実用性を得たのは、1950年代の後半で、ガスタービンエンジンが使用されるようになってからである。[落合一夫]

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世界大百科事典内の回転翼航空機の言及

【航空機】より

…しかし,これに乗り組める乗員,乗客は100人ほどであり,また時速も大きな空気抵抗を受けるため130km/hにとどまった。重航空機は,翼が空気中をある速さで進むときに,翼に生ずる動的空気力(揚力)によって機体の重量を支えるもので,飛行機グライダーのように機体に固定された翼を用いる固定翼機と,ヘリコプターやジャイロプレーンのように軸のまわりを回転する回転翼を用いる回転翼航空機に大別される。翼に生ずる揚力は速度の2乗に比例するので,速度が速くなれば,機体の比重が空気の比重よりはるかに大きくなっても飛ぶことができる。…

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