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国連大学 こくれんだいがく United Nations University

7件 の用語解説(国連大学の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

国連大学
こくれんだいがく
United Nations University

略称 UNUウ・タント国連事務総長の提唱 (1969) によるものであるが,検討の過程で構想の内容が変遷をとげ,通常の「大学」ではなく,機関とすることになった。国連大学は,1972年の国連総会で設置が決定され,翌年の総会で UNU憲章が採択され東京設置が決定された。

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知恵蔵2015の解説

国連大学

1972年に国連総会が設置を決め、75年に東京で活動を開始した、総会の自治機関。教官と学生のいる通常の意味での大学ではなく、人類の存続、開発と福祉についての研究の世界的組織化が任務。主要研究テーマは平和、世界経済、環境、都市化、テクノロジーなど。独自の研究機関・プログラムとして85年に開設された世界開発経済研究所(WIDERヘルシンキ)、88年に開設されたバイオテクノロジー研究所(BIOLAC、カラカス=ベネズエラ)、90年に開設されたアフリカ天然資源研究所(INRA、アクラ=ガーナ)、新技術研究所(INTECH、マーストリヒト=オランダ)、92年に開設された国際ソフトウエア研究所(IIST、マカオ)、96年に設立された国連大学高等研究所(IAS、横浜)など13カ所がある。

(最上敏樹 国際基督教大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

こくれん‐だいがく【国連大学】

United Nations University》1973年国連総会での国連大学憲章採択に基づき、東京に本部を置いて1975年から活動を開始した国際的研究機関。人類の生存・発展・福祉などの重要問題の地球的規模での研究を目的とする。本部と世界各国における研究教育施設とで構成。国際連合大学。UNU。

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百科事典マイペディアの解説

国連大学【こくれんだいがく】

国際連合大学の略称。国際連合憲章の目的を追求し,その原則を実施するための,国際的な研究者の共同体。1973年の国連総会で同大学憲章が採択され,1975年東京に大学本部が設置された。
→関連項目明石康国際連合

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世界大百科事典 第2版の解説

こくれんだいがく【国連大学 The United Nations University】

国際連合大学の略称。1969年9月にウー・タント国連事務総長が提唱し,73年国連総会が国連大学憲章を採択して成立した,国連とユネスコの共同支援のもとに活動する独立した学術機関。大学本部は74年12月東京に開設された。同憲章は国連大学を〈国連憲章の目的を追求し,原則を促進するために,研究,大学院レベルでの研修,及び知識の普及に携わる,学者・研究者の国際的共同体である〉と規定する。このように国連大学は,通常の意味でのキャンパスのある大学ではなく,学生も教授陣も持っていない。

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大辞林 第三版の解説

こくれんだいがく【国連大学】

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

国連大学
こくれんだいがく
United Nations University

国連とユネスコの共同支援により活動する研究・研修機関。略称UNU。1969年(昭和44)の国連総会でウ・タント事務総長が提唱し、72年の総会においてその設立が承認された。翌年12か条からなる国連大学憲章が採択され、本部は東京と決定。74年、初代学長にニューヨーク大学学長J・M・ヘスターが任命された。75年から東京・渋谷の暫定的本部で活動してきたが、92年(平成4)7月渋谷区神宮前に恒久的本部施設が完成し移転した。国際的研究ネットワークの推進、世界的な重要問題についての共通理解の促進、国際的協力体制の組織化による各国別研究・研修活動の助長、開発途上国の研究・研修機能の強化を設立目的とする。一般の大学とは性格を異にし、教官は国連大学プロジェクトに携わる各国の優れた専門家で、学生はフェローとして研修を受ける若い研究者である。活動資金は各国政府、財団、個人などからの寄付による。地球全体が大学のキャンパスで、東京の大学本部総括のもと、世界各地の国連大学研究・研修センターおよび各種プログラムや、世界各国の学術機関および研究者との連携・協力によって地球規模の諸問題の解決に取り組んでいる。2000年現在、「平和とガバナンス」および「環境と持続可能な開発」が代表的プロジェクトである。現学長(第4代目)はオランダのJ・A・ファン・ヒンケル。国連大学直属の研究機関として、世界開発経済研究所(フィンランド)、新技術研究所(オランダ)、国際ソフトウェア技術研究所(マカオ)、アフリカ天然資源研究所(ガーナ)、国連大学高等研究所(東京)が設置されており、これらの機関の研究成果が国際交流に果たす役割も注目されている。[前田耕司・末永ひみ子]

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