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国際疾病分類 こくさいしっぺいぶんるいinternational classification of disease; ICD

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

国際疾病分類
こくさいしっぺいぶんるい
international classification of disease; ICD

世界保健機関 WHOが,国際的に統一した疾病傷害および死因の統計分類の体系で,各国が行政上の目的の諸統計に使用することを勧告している。疾病と傷害の全体をまず全身病 (I.感染症および寄生虫病,II.新生物,III.その他全身病) ,解剖学的系統別の疾患 (IV~VII) ,分娩奇形・新生児疾患 (XIII~XV) ,症状など (XVI) ,不慮の事故・中毒および暴力 (XVII) の 17の大分類項群に分け,そのうち基本となる分類を3桁数字で表わし,さらにその一部は細分類を行なって4桁数字で示している。

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栄養・生化学辞典の解説

国際疾病分類

 世界保健機関が疾病の状況や死因の統計のために提案している疾病の分類.

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

国際疾病分類
こくさいしっぺいぶんるい
International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems

疾病や傷害および死因の系統的かつ統計的な分類。世界保健機関(WHO)が作成している。ICDと略す。臨床の医療従事者や研究者による疾病の構造的分析や疾病別死因の疫学的分析などに、国際的に広く用いられている。感染症・寄生虫症、循環器系、消化器系など21の章からなり、疾病や傷害ごとに英数字のコードがつく。疾病の分類は、1900年に国際統計協会により制定された「国際死因分類」(国際疾病・傷害及び死因統計分類)が最初で、これがWHOに移管されたのち、ほぼ10年ごとに改訂されている。2014年時点で用いられているものは1990年改訂の「疾病及び関連保健問題の国際統計分類第10回修正(ICD-10)」。ICD-10は、とくに精神疾患の定義に関する国際的な不統一を解消するために、第5章「精神と行動の障害」はアメリカ精神医学会のDSM精神障害の診断と統計の手引き)にある定義を考慮して作成された。[編集部]

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世界大百科事典内の国際疾病分類の言及

【死因】より

… 死因を示す場合には,症状名(たとえば呼吸困難や心不全など)を掲げることは避け,傷病名を用いることになっている。この際,傷病名の選択は,国際疾病分類International Classification of Diseases(略称ICD)によることを原則としている。これは,WHOの憲章に基づいて規定されたもので,1900年フランスの提唱により定められて以来,約10年ごとに改正されている。…

※「国際疾病分類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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