国際社会保障憲章(読み)こくさいしゃかいほしょうけんしょう(英語表記)Social Security Charter

世界大百科事典 第2版の解説

こくさいしゃかいほしょうけんしょう【国際社会保障憲章 Social Security Charter】

世界労連(WFTU)が1961年の第5回大会(モスクワ)で採択した社会保障憲章。社会保障の国際基準には1952年にILO(国際労働機関)総会が採択した〈社会保障の最低基準に関する条約(102号条約)〉があるが,世界労連は,その直後〈国際理論のために最低基準を採択する〉よりも〈戦争経済の脅威にさらされている既存の社会保障制度を維持するほうがたいせつ〉と,これを批判し,ILOの同総会が審議を予定していた〈社会保障の高度基準〉案を見送ったことにも不満であった。

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