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坂東秀調(2代) ばんどう しゅうちょう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

坂東秀調(2代) ばんどう-しゅうちょう

1848-1901 幕末-明治時代の歌舞伎役者。
嘉永(かえい)元年11月生まれ。力士の子。4代市川小団次の門から12代守田勘弥の門人となる。明治17年2代を襲名。5代尾上菊五郎,9代市川団十郎,初代市川左団次らの女房役として活躍。明治34年9月29日死去。54歳。尾張(おわり)(愛知県)出身。本名は水田由次郎。初名は市川米丸。前名は3代市川米十郎,坂東しう調。屋号は大和屋

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朝日日本歴史人物事典の解説

坂東秀調(2代)

没年:明治34.9.29(1901)
生年:嘉永1.11(1848)
明治期の歌舞伎役者。本名水田由次郎。力士雪の森角蔵の子として名古屋生まれる。嘉永6(1853)年名古屋で初舞台を踏み,青年期は大坂で修業。初名市川米丸,のちに米十郎。明治6(1873)年上京して12代目守田勘弥の弟子分となり,坂東しう調,秀調と改める。悪声のうえに逆さ瓢箪とあだ名された長くしゃくれた顔で,華やかな役より年増役,女房役を得意としたが,技倆に優れた女形として新富座,歌舞伎座など一流の劇場で重く扱われた。故実にも通じ,数々の役で「秀調型」と呼ばれる演出を今日に残している。秀調の名跡は昭和62(1987)年襲名の5代目におよぶ。<参考文献>伊原敏郎『明治演劇史』,「歌舞伎劇の女形」(『演芸画報』1920年10月号)

(石橋健一郎)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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