デジタル大辞泉 「無類」の意味・読み・例文・類語 む‐るい【無類】 [名・形動]たぐいがないこと。比べるものがないほどにすぐれていること。また、そのさま。無比。無双。「無類な(の)好人物」「無類な(の)音楽好き」[類語]無双・無比・無二・唯一・比類の無い・類が無い・類を見ない・比べ物にならない・並び無い・例えようも無い・底知れない・単数・単一・単独・単身・単発・単品・又と無い・比類ない・類い稀まれ・又無い・めった・千載一遇・時機・機会・チャンス・好機・時節・頃合い・頃おい・時とき・折おり・機・機運・潮時・潮合い・時宜・機宜・適期てっき・時分・時分時どき・商機・勝機・戦機・タイミング・得難い・稀まれ・かけがえのない・希有けう・盲亀もうきの浮木ふぼく・一期一会いちごいちえ・見せ場・決め所・思いがけない・思いがけず・待てば甘露の日和ひよりあり・折よく・僥倖ぎょうこう・ここぞ・一世いっせ一代・最初で最後・図らずも・決定的瞬間・契機 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「無類」の意味・読み・例文・類語 む‐るい【無類】 〘 名詞 〙① ( 形動 ) たぐいのないこと。比べるもののないこと。もっともすぐれていること。また、そのさま。[初出の実例]「東大寺者、我朝第一之伽藍、異域无類之精舎也」(出典:玉葉和歌集‐治承五年(1181)正月一日)「とくに甍の美しさは無類である」(出典:美貌の皇后(1950)〈亀井勝一郎〉古塔の天女)[その他の文献]〔杜甫‐漫興詩〕② 江戸時代の歌舞伎役者の位付(くらいづけ)で、総芸頭(そうげいがしら)に次ぐ位。立役・女形いずれかにおいて、比べるものがないことを示す。[初出の実例]「其前年の顔見世大当りにて極上上吉の位を無類と直す」(出典:滑稽本・客者評判記(1811)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「無類」の読み・字形・画数・意味 【無類】むるい 仲間はずれ。〔韓詩外伝、五〕夫(か)の無の、不形の行、不贊の辭の(ごと)きは、君子之れを愼(つつし)む。字通「無」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by