デジタル大辞泉
「無類」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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む‐るい【無類】
- 〘 名詞 〙
- ① ( 形動 ) たぐいのないこと。比べるもののないこと。もっともすぐれていること。また、そのさま。
- [初出の実例]「東大寺者、我朝第一之伽藍、異域无類之精舎也」(出典:玉葉和歌集‐治承五年(1181)正月一日)
- 「とくに甍の美しさは無類である」(出典:美貌の皇后(1950)〈亀井勝一郎〉古塔の天女)
- [その他の文献]〔杜甫‐漫興詩〕
- ② 江戸時代の歌舞伎役者の位付(くらいづけ)で、総芸頭(そうげいがしら)に次ぐ位。立役・女形いずれかにおいて、比べるものがないことを示す。
- [初出の実例]「其前年の顔見世大当りにて極上上吉の位を無類と直す」(出典:滑稽本・客者評判記(1811)下)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「無類」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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