出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
長唄(ながうた)の曲名。歌舞伎(かぶき)舞踊の一つ。本名題(ほんなだい)は『外記節猿(げきぶしざる)』。1824年(文政7)初演。作詞者不詳、4世杵屋(きねや)三郎助(10世六左衛門)作曲。17世紀中ごろに流行した「外記節」を復活して取り入れた曲とされている。歌い出しの部分に何か所か浄瑠璃(じょうるり)的な旋律の動きがみられるが、外記節がどの程度復活されたかは疑問である。歌詞の内容は、屋敷の前を通りかかった猿回しが、庭内に呼び入れられて主人の前で芸を披露するというもの。芝居小屋の場面を表す辻(つじ)打ちの太鼓で始まり、「四つ竹の合方(あいかた)」や「宮神楽(みやかぐら)の合方」を入れ、猿が踊る場面ではテンポの早い曲調となる。調弦は、本調子→二上り→本調子。
[茂手木潔子]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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